講談ってなに?『講談の語り口にチャレンジしてみよう』という講談師神田京子さんのワークショップに参加してきました!
そもそも、講談の『こ』の字も知らないわたしが、未知の世界に参加することになった理由としては、『仕事でお世話になってる方に誘われたから』です。興味もなにもないけど、まあいいかなと思って申し込みました👌
私は一応国立大学卒業してますが、無知なことが多くて会話が成り立たないと夫に指摘されることがあります。もちろん、恥ずかしながらこのワークショップに誘われるまで講談と言う概念を知りませんでした。漢字の組み合わせで想像しても、脳内????です。
早速会場に着くと、ほとんど高齢者や歳上の方々、私のような30代の世代は目立つ方でした。やっぱり、文化は年配の方々の存在で成り立ってんのかなと思えるお顔ぶれです。
風情のある瑠璃光寺の隣のお寺で、虫除けのユーカリの香りと、暑くも蒸もせずちょうどいい風が通る心地よい空間で、先生が登場

とても動きが綺麗で品がある!!着物を着こなす人って動きが綺麗ですよね。語りが始まるとつい見入って聞き入ってしまいました。
言葉と声だけで物語を表現する、文字で起こすと簡単なように見えるけど、じつは超難しい😭そのちょっとした素人でもできるテクをワークショップでは学びました。
普段の会話にも活かせるテクとして、無駄な息継ぎをせずに話す!
息継ぎを最低限にすることで、聞く手は聞き入ることができるんですね。
たしかに結婚式のスピーチでも、緊張しながら、言葉を一言一言ずつ区切ってお話しされると、なかなか頭に入ってこない。緊張しつつでも、息をたっぷり吸って一息でゆっくり話をされると、言葉に厚みが出てきて、ついつい聞き手は聞くことに集中できる!というわけです。
たしかに!そうかも。
私は仕事柄人前に出て話すことが多いけど、人前で話すことは大の苦手分野。もともと幼い頃は目立つのが嫌、引っ込み思案の性格でした。だけど、仕事だし、苦手だからこそやらなきゃと思う自信のなさが、言葉の魂から出てる気がしていました。このワークショップで、少しは自信を持って話せそうだと思ってます。
ひょんなことから誘われた講談が、こんなに深くて面白いものだとは思わなかったです。こんどは、まじめに講談を聞いてみたい!(でも、またこれが、わたしが歴史に無知だから聞いても内容が隅々まで把握できないという懸念が否めない。そこは、想像力でカバー!)
次回、講談を聞くデビューをしようと思います!